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2011年7月31日 (日)

薩摩半島路線バスの旅(2-4) 

13 加世田14:50→16:02野間池(鹿児島交通)
 薩摩半島の南西の端にある野間池へ行くバスに乗る。1日1本だけ黒瀬経由というのがあり、この便だけは途中から半島の南岸に出て、南岸を西へ走り野間池へ向かう。その便に乗っていくのだ。
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 乗客は10名弱といったところ。越路の手前で右手に海が見えてきた。正面に見える高い山が野間岳なのだろう。
 黒瀬入口から左折して、いよいよ半島の南岸へ向かう。この1日1本しか走らない経路で、お客さんが降りていく。残ったのは自分だけになった。だんだん道が狭くなり、緩いけれども上り坂になっていった。
 すると突然目の前が明るくなった。なんと南岸に出たのだ。海沿いだから下っていって海岸に出るのかと思っていたら、断崖の上を道が走っていたのだ。右折してすぐが「杜氏の里笠沙」という施設。なんでも明治30年代に起源する焼酎づくりの技術集団の里なのだそうで、バス停もあるものの、1日1本では路線バスで見学に来ることは不可能だろう。
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 南岸は細道とアップダウンの連続だった。やがて、正面に円形をした野間の湾が見えたかと思うと、すぐにカーブで見えなくなる。やがて、坂を下ってあっというまにさっき見えた湾の奥、漁港近くにある野間池終点についてしまった。

 野間池での折り返し時間は45分ある。山川の地熱発電所に九州電力の見学施設があったけれど、ここにも九州電力の風力発電の見学施設がある。そこへいこかと思ったのだけれども、もと噴火口だったという丸い野間の湾を高いところから見てみたい。
 夕陽ヶ丘公園という標識があったので、それに従って坂道を上っていく。15分ほど上ってついたのは、NTTドコモの鉄塔が建つ高台だった。残念ながら、木々が多く湾の形を見ることはできなかった。地図で見るような、あの丸い形は、飛行機にでも乗らないと見えないのだろう。
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14 野間池16:45→18:01(鹿児島交通)
 帰りはバスも運転士さんも同じだけれども、経路が片浦経由になる。こちらの方がメインルートのようで、道路の改修も進んでいる。新しいトンネルと橋梁工事をやっているところが何カ所もあり、この海沿いの細道から眺める景色も、まもなく見られなくなるのかもしれない。あの大きな島は、この位置から見える島だから、甑島ではないだろうか。
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 大当というところでは、集落内の細道を行く。左手にいくつかの小さな島が見える。その島の手前が港になっている。島が、波よけになっているのだろう。
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 その先、大浦というところの干拓地では、きれいに四角形に並んだ水田が見事だった。バスは、干拓前の道路に沿ってぐるっと遠回りしながら走っていく。
 18時を過ぎても、まだ夕方という雰囲気がしない加世田に戻ってきた。

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