『能登半島デラックス』バスと船の旅(2)
昨日泊まった狼煙は、ウイルコムのサービス範囲外。公衆電話も緑しかなくグレーはありません。ネット環境はアウトでした。よって1日遅れの旅日記アップです。
7月22日
8 富来駅9:40→10:45門前(1010円)
今日はゆっくりのスタート。9:30の金沢行き特急が止まっている。トギステーションストアと書かれた建物へ行くと、おじさんが内側からかぎを開けて「きっぷですか」という。残念ながら回数券を持っていることを伝えると、おじさんは再び鍵をしめてしまった。
旅立ち前、今日の天気は雨のち曇りだったのだが、いい方に変わって薄日が差している。門前に着く直前に曇ってしまったけれどの、頃合いよし、門前のバス待ち時間には7割近くかけた部分日食を見ることができた。
9 門前11:00→11:35輪島駅(740円)
バスはトップドアリエッセから前中ドアリエッセに変わった。乗客も少し増えた。門前~輪島間は海沿いの道がつながっていないので、内陸部を行く国道249号線経由の路線しかない。
輪島駅でも3割くらいかけた部分日食を見ることができた。もう少しで日食も終わりだ。
10 輪島駅12:00→12:28大沢大橋の手前:自由乗降(570円)
乗る前に運転士さんに「大沢の集落が見える坂道の途中で下ろしてほしい」と頼んでおいた。前中ドアのリエッセは、二人がけや最後部に6人分の空席を残しただけで発車した。
小さなトンネルを抜けると、袖ヶ浜。海水浴場になっているようだが泳いでいる人はいない。途中から狭隘路が現れた。ところどころ改修されているものの、狭いところはリエッセ1台がやっとのところもある。
西保小学校前から6人ほど乗ってくる。最後部を5人で座れば全員座れるのだが、知らないおじさん(私)の隣には座りたくないらしい。1人が立ったまま発車となる。次が大沢大橋。下り坂の途中で間垣の風景が見えてきて、運手士さんに合図して下ろしてもらう。
写真と撮ろうとするが、海側には草が茂っていてうまくとれない。少しくだったところに「椀貸し谷ポケットパーク」という車2台ほどの駐車スペースと展望台があった。そこに行くと、漁港の後ろに道沿いにずらっと間垣のある集落が続いているのが、しっかり見ることができた。
折り返しのバスの時間までに、歩いて大沢の集落まで降りていく。
11 大沢13:02→13:32輪島駅(570円)
北陸といったらゴーゴーカレー。輪島駅にあったので、初めて入ってみる。松井秀喜がヒットを打ったので、トッピング券がプレゼントされる。でも使えるのは次回来店時だそうで。
メジャーカレー1000円。うん、たしかにすごいカレーだ。大盛りにしなくてよかったかも。
12 輪島駅14:45→15:20曽々木口(740円)
バスが中型のワンステップバスになる。乗客もそれなりに多くなる。
13 曽々木口15:45→16:28木ノ浦(800円)
始発から終点まで、乗客は自分だけだった。最終便の折り返し地点、高屋新保バス停を過ぎて人家がとぎれると、道路はすごい上り坂の連続になった。
いったいどこまで登るのかというほど登ったところが次のバス停、徳保。しかし、回りにはなにもない、ただ駐車場がある峠のバス停だった。
そこから少しくだったところが、木ノ浦バス停だった。自販機1つない、バスが折り返すためのちょっとした広場があるだけのところだった。
14 木ノ浦16:48→16:59狼煙(290円)
今日は狼煙で泊まり。まだこの時期だから、明るいうちに先へ行けるのだけれども、能登に来て禄剛崎灯台をパスするわけにはいかないだろう。能登飯田方面はこれが最終バスだったので、ここに泊まるしかない。
| 固定リンク
コメント